青山学院大学 法学部・大学院法学研究科 | 法学部

山田 央子 ゼミナール

山田 央子 ゼミナール

「「政治」って何だろう?~社会の中で人間が共同して生きるとは?」

山田 央子

「政治」を対象とする学問領域とは、一体どのような学問なのであろうか。「政治」という言葉で想像されるのは、選挙や永田町、あるいは政権を争う政治家たちの姿だろうか。しかし、「政治学」とは政治家になるための学問でもないし、まして現実の政治を単に批判しこきおろすためのものでもない。「政治」というキーワードで踏み込んでいく世界は、もっと深く広く、そして複雑である。

今日、あらゆる人間が「国家」という枠組みの中で生きざるをえない以上、諸国家相互の間や、この「国家」と「人間」あるいは「社会」との間に生じる様々な問題は、一人一人生活にとって決して無縁なものではありえない。だからこそそれは、協調にせよ、緊張にせよ、複数の視点から考察すべき対象となるのである。こうして、「政治」を考えるということは、現実政治や国際環境などのリアリティをふまえつつ、人間が本来的に有する自由や権利、あるいは文化や伝統など、多彩な要素に関心をはらうことを必要とするのである。そこにまた、考えることの面白さが広がるのではないだろうか。

演習ではまず、「政治学」とはどのような学問なのかを理解するために、丸山眞男や篠原一等、政治学者の著作を読み、そこに広がる問題領域を確認したうえで、個別のテーマを取り上げていく。テーマに関しては参加者の関心も考慮しながら、決めていく。

進め方としては、テキストを全員が読み、事前に簡単なコメントペーパーを提出する。担当の学生(レポーター)が、レジュメを用意して報告及び問題提起をした後、全員で各自のコメントペーパーも参考にしながら討論する。

比較的少人数のゼミであるので、積極的な発言が求められ、また一方で発言者各々が自由に発言できることも大きな特徴である。

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