青山学院大学 法学部・大学院法学研究科 | 法学部

楊 林凱 ゼミナール

楊林凱ゼミナール

「信託について考える」

楊 林凱准教授

「信託」とは「信じて託す」という意味です。委託者(settlor)が、信託する目的(信託目的)を定めて、財産を受託者(trustee)に移転し、受託者は、その財産を信託財産として信託目的に従い受益者(beneficiary)のために管理または処分等を行う。受益者は、信託財産を裏付けとする「受益権」を取得し、信託の利益を享受する。これが信託の仕組みです。信託には物権的側面と、債権的側面の2つを有しているとしばしば言われていて、法学部で民法を学んだ学生にとって興味を持ちやすい分野であると考えられます。

私たちのゼミでは、3年生で基礎を学び、4年生で実践的な内容を行います。
まず3年生では、ゼミのメンバーはいくつかのグループに分けられ、当番制で教材の各テーマに沿って、そのグループでレジュメを作成し、みんなの前で発表を行います。その発表が終わった後に先生から質問を受け、また発表したグループ以外の人たちと意見交換を行います。意見交換によって自分たちだけでは気づかなかったことも理解することができ、この意見交換を重んじています。

4年生になると、1年間ゼミで学び、身につけた知識を活用し、グループごとに「信託商品」の作成を行います。
信託商品とは「投資信託」や「不動産信託」のことで、資金を信託財産として預ける金融商品です。主に、信託銀行で取り扱っています。
その信託商品についてそれぞれのグループでアイデアを出し合い、今まで考えたことのないような、新しい信託商品の開発を行い、その後、大手信託銀行の商品開発担当の方に発表をするという内容が展開されます。

さらにプレゼミと題して、不定期なのですが、特別ゲストとして海外から信託における権威の方や大手企業の方がお越しになって特別講義を開いてくださることがあります。貴重な機会があることはこのゼミならでは!

ゼミでは、「信託」について学習し、発表することがこのゼミの大きな活動内容となります。自分が理解することのほかに、相手にどのように伝えればわかってもらえるか、それを意識しながら学ぶことのできる環境です。つまり、ここでの活動が将来、役立てることができるのです。

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